皆さんは虫除け対策のグッズはどんなものを使っていますか?
我が家は昔から蚊取り線香が常にある家だったので、線香の匂いがすると、懐かしい感じがしてしまいます。
そんな蚊取り線香ですが、今ではたくさんの種類があり、電気式だったりスプレー式のものだったり、煙や匂いが苦手な人には、用途に合わせて色々選べるようになりましたね。
そもそも、煙が出るタイプと電気式やスプレータイプのもので効果に違いはあるのでしょうか?
長年愛用していて今さらですが、一人暮らしになり節約のことを考えた時に、コスパがいいのはどっちなんだろう?という疑問が頭をよぎってしまったので、調べてみることにしました。
この記事では、
- 蚊取り線香と電気式(液体タイプ)どちらのほうがコスパがいいのか?
- 殺虫効果が高いのはどれ?
- 蚊取り線香の効果が一番発揮できる正しい置き場所
などについて書いています。
もくじ
蚊取り線香だけでは虫は死なない?
蚊取り線香という存在を知ってから今まで、蚊取り線香とは「虫を殺してくれるもの」という認識で生きてきました。
大人になり、外でキャンプやバーベキューなどアウトドアを楽しむようになってから、虫除けの道具にもいろいろ種類があり、虫は”煙”に弱いということを知ったのですが。
でも”弱い”というだけで、蚊取り線香を炊いていても虫は寄ってくるし蚊に刺されるし・・
もしかして殺虫効果がないんじゃないの?!
と思い、成分やその会社のホームページから調べてみたところ、やはり蚊取り線香は殺虫効果としての効果はあまりなさそうです。
蚊取り線香の効果や成分
蚊取り線香の成分は除虫菊(和名:シロバナムシヨケギク)という、花に含まれている殺虫成分を配合した線香で、殺虫成分といっても強い毒性はなく、虫の動きを麻痺させる程度なんだそう。

虫は体が動かなくなると呼吸ができなくなるので、蚊取り線香で麻痺させ、最終的には窒息死させることが目的なんです。
それでも、生き残った虫は一時的に麻痺しているだけなので、再び飛び回る・・・
ということになるのです。
蚊取り線香の目的
蚊取り線香の本来の目的は、「虫除け」が正しい位置づけらしいです。
確実に退治したいのであれば、殺虫スプレーとかを使うのが賢明かもしれません。
なので、蚊取り線香だけでは力不足なところもありますが、安いしコスパいいので我が家は正面と裏のベランダに夜は常に炊いて寝ています。
・・・ちょっとまった!!
何の疑いもなく今まで、「安い」し「コスパいい」って思いこんで使ってましたが、これって思い込みなのでは?? 本当にコスパいいんだろうか??
そんな不安がよぎってしまったので、調べてみたところ@niftyでんきさんが、火を使うタイプの蚊取り線香と電気を使うタイプの虫よけ器だと、どっちがコストがかかるのかを比較してくれてました!
それを読むと・・・
衝撃の事実が!!
・・とまではいきませんが、ワタシの中の常識を覆される結果になっていました。
火をつけるタイプvs電気式タイプ どちらがコスパいいか?
今の今まで、火を使うタイプの蚊取り線香の方がコスパいいと思っていましたが、使い方によってはそうでもないという事実が発覚しました。
夏場の蚊が多い時期3ヵ月間で検証した結果、
・火を使う蚊取り線香・購入コスト:1,000円×3セット=3,000円
・電気式の蚊取り線香・購入コスト:1,000円+600×2=2,200円(※リキッドの替えボトルは1本あたり約600円前後)ここに火タイプはマッチやライター代、電気タイプは電気代が加算されますが、ライターは100円、電気代も12時間で約1円前後という料金で済みます。
これを購入コストにプラスすると、火タイプ3,100円、電気タイプ2,290円となり、圧倒的に電気タイプの方がコスト面ではお得という結論に。
出典元:@niftyでんき
圧倒的に!!
電気タイプの方が安いと断言されています・・。
うーん・・。
節約を考えると、電気式の方がいいということになりますが、蚊取り線香もたまにセールで安売りしてるし、どちらもメリット・デメリットがあるので、使う頻度や環境によって上手に使い分けしたらいいのかな。
我が家は、家の中では匂いが布についたりするのが嫌なので、基本はベランダに設置。
屋外なので、効果がどこまで効いているかはわかりませんが、虫からすれば「何かこの家やな感じ・・・」くらいに思ってくれてたらいいし、効いてても効いてなくても、ワタシは「夏=蚊取り線香」なのでやっぱり使うことにします。
部屋の中は、一日一回で効く「蚊がいなくなるスプレー」を朝プッシュして、電気式の蚊取り器を就寝時に付けて、あとは超音波式の虫除けをいくつか置いてます。(これは1年中)
どんだけ虫よけするねんww
我が家は古いマンションで、裏は草が生い茂っているので、油断すると虫の住処にされるので・・
で、せっかく虫除け対策バッチリでも、置く場所によって威力が発揮できず、まったく意味のないものになってしまう場合もありますので、効果を十分に発揮できるように置き場所も考えましょう。
蚊取り線香の正しい置き場所
先に説明した通り、蚊取り線香では強い殺虫効果を得られないので、出来る限り効果的な場所に置くことも大事です。
- 虫が入ってきそうな窓やドア
- 虫が集まりそうな植木のそば
に置いたり、屋内で使用するのであっても、できるだけ風上か、エアコンや扇風機などで空気の流れを作り、広範囲に殺虫成分がいきわたるように考えて場所を選びます。
ただ、夏場などは特に暑いのでクーラーをつけて締め切ってしまう場合が多いかと思いますが、密室だと煙がこもってしまい、殺虫効果は高くなっても目やのどが痛くなったり息苦しくなる場合もあるそうなのでご注意を。

気になる匂いや煙でヤニが?!
今は定番のあの匂いだけじゃなく、「ローズ」や「ラベンダー」などアロマ系の様々な匂いが出るものが売られていますが、煙を出す商品なのでどうしても洋服などの衣類の近くに置くと匂いがついてしまいますので、匂いの苦手な方は、離れた場所に置くなどして対策してくださいね。
あとは火を使うので、中でも外でも、近くに燃えやすいものがないようにしてください。
また、植物性原料から作られているので、燃焼するとどうしてもヤニが生じてしまい、線香の受け皿の裏がベタベタしたり、部屋の壁にヤニがついたりすることもあるそうです。
壁の近くに置いておくと、煙のヤニが付き変色してしまうので壁からは少し離しておいた方がいいです。
線香皿の汚れは10巻毎に一回くらいを目安に、中性洗剤で洗います。
2巻きになってる蚊取り線香を割らずに取り外す方法

昔から、なぜ2巻きが1つになってくっついているのか。
毎回、外側からそーっと少しずつ取り外しては、途中で割れイラっとしながら、なぜこんなに取り外しにくくしてるのかが、ずっと疑問でした。
・・・が、キンキョーさんのホームページには簡単に取り外すコツが載ってありました・・
もっと早くに知りたかった・・。

蚊取り線香の「中心」を軽く上下に押し、そのまま真ん中をつまんで引っ張ると・・

かかった時間 3秒!! きれいに2巻に分かれました。
皆さんご存じでした??
え?常識??
こんな簡単に外せること知らなかったなんて、人生の半分損した気分です・笑
【まとめ】蚊取り線香を使うメリットデメリット
- 電気がいらないので屋外でも簡単に使用できる
- アロマ系の匂いもある(天然成分)
- 蚊だけではなくダニやゴキブリにも効く
- 風情があり蚊遣器もオシャレなものが多い
- 殺虫効果は薄いので確実に退治はできない
- 室内で使用する時は換気が必要
- 火を扱うので火傷や火災の心配がある
- 線香皿や部屋の壁など定期的に掃除が必要